[2024年07月03日]

難しい歯の根の治療、つまり根管治療（根の治療）は、以下のようなステップで進められます。

1. **診断と計画**:
– レントゲン撮影や3Dイメージングで歯の根の状態を確認し、治療計画を立てます。

2. **麻酔**:
– 痛みを抑えるために局所麻酔を行います。

3. **歯冠へのアクセス**:
– 歯冠に穴を開けて、根管へのアクセスを確保します。

4. **根管の清掃と整形**:
– 感染した組織や神経を取り除き、根管を洗浄します。その後、特殊な器具を使って根管を整形します。

5. **根管の充填**:
– 洗浄と整形が完了した根管に、ガッタパーチャなどの生体適合性材料を充填します。これにより、再感染を防ぎます。

6. **歯冠の修復**:
– 根管治療が完了した歯は、クラウン（被せ物）や詰め物で修復されます。これにより、歯の機能と形状が回復します。

**特殊なケースの治療**:
– **曲がった根管**や**細い根管**の場合、治療が複雑になることがあります。この場合、より高度な技術や専門的な器具が必要です。
– **再治療**が必要な場合（以前の根管治療が失敗した場合）、根管内の充填物を取り除いて再度治療を行うことがあります。

**マイクロスコープやレーザーの使用**:
– 最新の技術では、マイクロスコープやレーザーを使用してより精密に治療を行うことができます。これにより、治療の成功率が高まります。

根管治療は熟練した歯科医師によって行われることが重要です。治療の前には、歯科医師と十分に相談し、治療のリスクや選択肢について理解することが大切です。

湯島なかがみ歯科では難しい(難治性)の根管治療は歯医者の中でも歯の根の治療の専門医がいまして複数の医院と提携していますので状況により根の治療だけ提携先の歯科医院に紹介することがあります。

削らない虫歯治療
歯の神経保存スペシャリスト
湯島なかがみ歯科