コラム

Column

歯が痛い。虫歯編

[2024年12月21日]

歯が痛い。虫歯編

歯が痛くて虫歯が疑われる場合、早めに歯医者に行くことが最優先です。以下は、痛みがあるときにやるべきことと注意点です。

○歯医者で伝えるべきポイント

1.痛みの状況を具体的に伝える

・いつから痛みがあるか。
・どの歯が痛いのか(上下、左右)。
・痛みの種類(ズキズキする、鋭い痛み、鈍い痛みなど)。
・冷たいものや甘いものがしみるか。
・何か噛んだときに痛むか。

2.過去の治療歴や状況を伝える

・詰め物や被せ物が取れていないか。
・同じ歯を以前治療したことがあるか。

3.相談したいこと

・どのような治療法が必要か(詰め物、神経治療、抜歯など)。
・治療にかかる費用と期間について。
・痛みを抑えるための麻酔や鎮痛剤の使用について。

○歯医者に行く前にできる応急処置

1.痛みを和らげる方法

・市販の鎮痛剤(例:ロキソニン、イブ)を使用。ただし、用法・容量を守る。
・冷たい水で口をゆすぐ(冷たさで痛みが軽減する場合がある)。
・痛む側で物を噛まないようにする。

2.避けるべきこと

・歯を直接温める(痛みが悪化する可能性がある)。
・強い刺激物(熱いもの、冷たいもの、甘いもの)を避ける。

3.清潔を保つ

・軽く歯磨きをする(痛みが強い場合は無理しない)。
・食べ物が虫歯に詰まらないよう注意する。

○歯医者での治療内容

虫歯の進行度によって治療法が異なります。
・初期虫歯:詰め物(コンポジットレジン)での修復。
・中程度の虫歯:神経を残せる場合は、歯の形を整えた後に被せ物をする。
・重度の虫歯:神経治療(根管治療)が必要。場合によっては抜歯を検討。

⭐︎湯島なかがみ歯科では神経を保存する処置を得意としていますので、他院で虫歯が深くて神経を取らなくてはならないと診断された方は一度ご相談ください。
神経を取ってしまうと痛みはなくなりますが、歯の寿命は短くなるので要注意です。
※ただし、重傷すぎて虫歯菌が神経に入り込んでいる場合は神経の中を清掃する根管治療になります。

早めの受診で治療が簡単になることが多いので、放置せずにすぐ予約を取りましょう。

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