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ホワイトスポット治療の原因

[2024年08月03日]

歯科におけるホワイトスポット(白斑)は、歯の表面に現れる白い斑点や斑紋のことを指します。ホワイトスポットの主な原因は以下の通りです:

1. **エナメル質の脱灰**:
– 酸性食品や飲料の過剰摂取、口腔内の酸性度の増加により、歯のエナメル質が溶解してカルシウムが失われることで発生します。

2. **虫歯の初期段階**:
– 虫歯が進行する前の段階で、エナメル質が酸によって溶かされ、ホワイトスポットが現れます。

3. **フッ素症**:
– 幼少期に過剰なフッ素摂取が原因でエナメル質の形成が不完全になることがあります。これにより、歯の表面に白い斑点ができることがあります。

4. **矯正治療**:
– 矯正装置の周囲の清掃が不十分な場合、食物残渣やプラークが溜まりやすくなり、エナメル質の脱灰が進行し、ホワイトスポットが発生することがあります。

5. **遺伝的要因**:
– 一部の人々では、遺伝的な要因によりエナメル質の形成が不完全になることがあります。

ホワイトスポットを予防するためには、適切な歯磨きとフロッシング、定期的な歯科検診、バランスの取れた食事、そしてフッ素を適切に使用することが重要です。

湯島なかがみ歯科ではホワイトスポットの重症度により複数の治療法を準備しています。

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